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ポケモンですが、死にたいです
252
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 02:59:46.92 ID:Qzp52oHY0
グレン島ではハゲと戦った。
ウィンディの吐く炎で焼けどしながらも、なんとか勝つ事ができた。
俺は勝利の喜びを分かち合おうとご主人に歩み寄った。
「やったよ!ご主人!」
ご主人は涎を垂らしながら何かを考えていた。
俺は逃げるようにモンスターボールへと戻った。
273
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:04:58.48 ID:Qzp52oHY0
最近、ゴーリキーが孤立しているようだ。
俺は主力組みと最近会話するようになったが、ゴーリキーは誰ともつるめないでいる。
そんな中、新たな新入りが入ってきた。
彼の名前はシェルダーだ。
「おっす!オラごくう!なんつって!」
なんかデジャヴュな気がした。
シェルダーはゴーリキーとまたたく間に仲良くなり、二人は親友になった。
そして、シェルダーに乗ってふたごじままでやってきた。
その晩のご飯はアサリの味噌汁だった。
ゴーリキーはしょっぱいしょっぱいと泣きながら食べていた。
274
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:05:39.42 ID:Zd2haFR/0
また食されたのかwwwwwwwwwww
277
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:05:58.39 ID:t2u1f5jF0
>>273
ゴーリキーカワイソスwwwwwwwww
299
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:10:01.43 ID:Qzp52oHY0
ふたご島の中は寒かった。
ヒトカゲの周りに皆寄り添って進んでいった。
何故かゴーリキーだけ少し離れて進んでいた。
彼を見てると昔の自分を思い出してしまう。
目の前に大きな岩が現れた。
これを動かすのはちょっと難しそうだった。
「俺がやる!」
ゴーリキーがでしゃばった。
ゴーリキーは岩を掴むと、力を込めて持ち上げようとした。
岩は持ち上がらなかった。
頑張っているゴーリキーを尻目に俺たちはふたごじまを後にした。
303
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:10:48.54 ID:VQNRkJ5r0
>>299
放置wwwwwww
304
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:10:49.00 ID:Zd2haFR/0
ゴーリキー放置かwwwwwwwww
315
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:13:59.63 ID:Qzp52oHY0
「やった!かいりきの技マシンゲットだ!」
ご主人がやけにハイテンションだ。
「だが…こいつらに覚えさせるのは勿体無いな…。」
そして俺たちはふたごじまへと戻った。
「よっゴーリキー今戻ったぞ!ほら!かいりきの技マシンだ!」
へんじがないただのしかばねのようだ。
322
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:14:54.80 ID:O4veCxPc0
>>315
最後の一文吹いたwwwww
324
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:14:58.45 ID:K9u6q21iO
>>315
・゚・(ノД`)・゚・
328
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:15:34.51 ID:VQNRkJ5r0
>>315
テラバロスwwwwwww
330
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:16:11.56 ID:LeoHe/3f0
>>315
うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
335
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:17:46.42 ID:Qzp52oHY0
ゴーリキーは凍っていただけだった。
ヒトカゲの炎で解凍すると、ゴーリキーは満面の笑顔でこう言った。
「俺見捨てられていなかったんだね!」
誰もゴーリキーの顔を直視することができなかった。
ゴーリキーはかいりきを覚えると次々と岩を押していった。
「はっはっはっまだまだ押しますよ!」
誰もがうぜぇと思っていた。
そんなこんなで一番奥へとたどり着いた。
そして、そこにソレはいた。
355
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:23:04.65 ID:Qzp52oHY0
どういうことだ…。何が起こったんだ…。
俺が遅れてきた時には皆凍っていた。
サトシ…ヒトカゲ…フシギダネ…そして…お前もか。
目の前を白銀の風が横切る。
そこには、綺麗な鳥がいた。
「お前も、人間に味方する愚かなポケモンか。」
その鳥はそう喋った。
この鳥…聞いたことがある。ばっちゃんが言ってた。
ふたごじまには伝説の鳥フリーザーが住んでるって。
「あんたフリーザーかい。」
フリーザーは頷くと、こう言った。
「たくましきものよ、お前はどうしたいのだ。」
俺は小一時間悩んだ。
341
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:18:37.81 ID:Sl+c0vHNO
生きてたwwwwwwww
393
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:30:44.28 ID:KpCVpIpP0
>>355からゴーリキー視点?
395
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:31:20.83 ID:MVrexynv0
>>355からゴーリキーだwwwwwww
374
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:28:04.51 ID:Qzp52oHY0
「そろそろ答えを出してもらおうか…。」
フリーザーは見るからにイライラしている。
やべぇこれやべぇ。
悩んだ結果、俺はこう言った。
「俺の命と引き換えに皆を助けてくれ!」
これだ。
こういう奴はこういう台詞に弱いんだ。流石俺だぜ。
「よかろう。では、お前には一生そこで氷づけになってもらう!」
え、嘘、まじかよ。俺エロゲで選択肢ミスった事ねぇのに。
そんな事を考えていたら、俺はいつのまにか氷づけになっていた。
そして、皆の元気な声が聞こえてきた。
「ゴーリキーよ、お前の犠牲は忘れへんで。」
もしここから出れたらフシギダネをまず殺そうと思う。
377
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:29:00.46 ID:Q4JZz1Yq0
>>374
ちょww突っ込み所多すぎwwwww
380
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:29:28.04 ID:O0thaEnC0
>>374
カモネギかと思ったら
ゴーリキーかよwww
384
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:29:55.26 ID:VQNRkJ5r0
>>374
>エロゲで選択肢ミスった事ねぇのに
ちょwwwwwww
424
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:35:21.51 ID:Qzp52oHY0
ゴーリキーよ、俺は感動したぞ。
まさか、お前が俺たちを助けるために命を張ってくれるとはな。
「同胞よ。お前はこれでよいのか?」
フリーザーが俺に問う。
俺は笑ってこう言う。
「そんな訳にはいかねぇよな。」
フリーザーも笑って、こう言った。
「よかろう、かかって来い同胞よ!」
俺は右手を振りぬいた。
葱はそのままフリーザーに向かって飛んでいった。
「ふん、そんな葱如き当たっても痛くもないわ。」
フリーザーの目の前で葱は激しく燃焼した。
「何、火…火だああああああああああああああ。」
フリーザーが激しく動揺する。
「お前ら俺を忘れて盛り上がってんじゃねぇよ。」
火に包まれるフリーザーを見上げるヒトカゲがいた。
430
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:36:39.42 ID:Wm33d72v0
>>424
ちょwwwヒトカゲかっこよすwwwwwwwwwwwwwww
431
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:36:55.37 ID:O0thaEnC0
>424
ヒトカゲかっけえええええええええええ
434
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:37:25.84 ID:O4veCxPc0
>>424
ヒトカゲwww
450
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:41:07.94 ID:Qzp52oHY0
「よし!ここだぁ!」
ご主人は震える手でボールを投げた。
フリーザーはあっけなく捕まった。
ゴーリキーの氷がみるみるうちに融けていく。
「心の友よ!」
ゴーリキーが抱きついてきた。
「本当によかったなぁ。わいお前が生きとるて信じとったで。」
フシギダネが言うと、ゴーリキーはフシギダネを持ち上げて放り投げた。
「ふん、騒がしい奴らだぜ。」
ヒトカゲはそそくさとボールの中に戻っていった。
なんだか、幸せだと思った。
481
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:48:03.80 ID:Qzp52oHY0
足元に散らばるたくさんの死骸。
フシギダネ、ヒトカゲ、ゴーリキー。
頭を抱えて震えるご主人。
目の前に聳え立つのは黒き巨体。
「はぁはぁ。お前らが悪いんだ。俺を起こしたお前らが…。」
ご主人は昨日、ポケモンの笛をゲットした!と喜んでいた。
昨日までは皆で楽しく過ごしていた。
なのに…。
「私が、食い止める。おぬしは逃げよ。」
フリーザーが言う。俺は、脇見も振らず、逃げ出した。
そして、後ろでは物音がしなくなった。
495
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:49:36.14 ID:goKWbnOu0
カビゴンwwwwwww
496
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 03:49:36.54 ID:Sl+c0vHNO
カビゴン強杉
508
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:52:16.12 ID:Qzp52oHY0
目が覚めた。いつものモンスターボールの中では無く、見知らぬ森の中だった。
夢…だったのか…?
俺は、空高く飛び上がった。
そして、昨日の場所へと舞い戻った。
カビゴンは寝ていた。
そして、その横に骨が積まれていた。
それは、どれも見覚えのあるものだった。
「お前は逃げた。俺らを捨てて逃げた。」
その骨はそう言ってるようだった。
俺は、その場から早足で去っていった。
526
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:54:57.72 ID:Qzp52oHY0
死にたい、死にたい、死にたい。
その言葉だけが浮かぶようになった。
眠りにつくのが怖くなった。
寝るたびに夢に皆が出てくるようになった。
死は何回も見てきた。
だが、今回の死は現実として受け止められなかった。
俺は、むしょうにルージュラに会いたくなった。
544
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 03:58:04.65 ID:Qzp52oHY0
俺はクチバシティに戻ってきた。
そして、そこでルージュラを探しまわった。
だが、見つかる訳も無かった。
俺は、路上に座り込んだ。
急に、大きな影が目の前に現れた。
「あら…このカモネギ…見たことある気がするわ。」
上を見上げると、みたことある気がする人間の女がいた。
「あら、大変。怪我してるじゃない。手当てしないと。」
俺は、そのまま深い眠りについた。
569
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 04:02:30.37 ID:Qzp52oHY0
目が覚めた。何故か懐かしい香りがした。
どうやら、人の良い人間が助けてくれたらしい。
「あら、気がついたのね。ほら、怪我してるんだからうごいちゃ駄目よ?」
懐かしい温かい手が俺の頭を撫でる。
俺は、何故か涙が溢れた。
「あらあら、どうしたのかしら…そういえば、おしょうもよく泣いたっけ。」
おしょう…聞いた事がある…。
あれ…俺なんでここにいるんだっけ…?
そうか…俺は…この人の…ポケモンだったんだ…。
586
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 04:06:02.45 ID:Qzp52oHY0
そして、数日が過ぎた。俺は、幸せな日常を過ごした。
『今、カビゴンに食われた少年のDNA鑑定が終わりました。少年はサトシというポケモントレーナーだったとの事です』
最近ずっとテレビではこの事件の報道しかされていない。
「サトシ…サトシ…聞いたことあるような名前ねぇ。」
サトシ…そういえばどこかで…聞いたことあるような・・・。
頭がズクズクと痛む。
そして、幸せな日常と別れを告げることになる。
613
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 04:10:44.06 ID:Qzp52oHY0
思い出した。サトシって…ご主人の事だ…。
何やってるんだ、俺。
俺は、何をやってたんだ。俺だけ幸せに…?
とんだチキンだ。
カビゴン、奴を倒す。
だが、葱が無くては…。
ふと台所を見ると、たくさんの葱がおいてあった。
そこには、置手紙があった。
「おしょう、あなたはきっとどこかに行ってしまうのでしょう。
だから、この葱を私だと思って持っていってください。」
俺は、涙を流しながら葱を持って窓から空へと舞い上がった。
そして、カビゴンの上空までやってきた。
たくさんのポケモンと出会い、たくさんの人と出会った。
たくさんのポケモンと別れ、たくさんの人と別れた。
だから、今の俺があるんだ。
620
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:11:57.07 ID:gTwZtK/6O
カモネギかっこいいなw
621
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:12:00.35 ID:8F1DFJy50
やべえwww元主人かっこよすぎww
659
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 04:18:22.20 ID:Qzp52oHY0
俺はカビゴンに向かって急降下した。
そして、その勢いのまま、カビゴンに向けて葱を振りぬいた。
「なぁ、カビゴン聞こえるか。この、葱の悲しさが。この葱に込められた思いがぁあああああ!」
カビゴンは目を覚ます間もなく、胴体が切り裂けた。
「みねうちじゃ…すまないんだよ…。」
俺は、血で赤く染まった。
目の前に皆が現れた。
「ふん、まったくお前はこっちにきちゃあかんでぇ。」
「お前なぁ、俺をおいてかっこいいとことりやがって。」
「まったく…昔っからお前って奴は…。」
「ふたご島で戦った時から…あなたは強い鳥だと分かっていましたよ。」
「カモネギ、よくやったな。」
俺は涙を流しながら、早く皆に会いたいと思った。
だが、俺には生きる義務がある。
だから、俺は、生き続ける。そう、皆に会えるまで。
fin
662
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:19:11.17 ID:ePMeMr5Q0
>>659
乙
668
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:19:50.45 ID:O4veCxPc0
>>1 乙
675
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:20:07.36 ID:hC10Zhm80
>>659
おもしろかったわ 乙
676
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:20:08.99 ID:Y+rij8S6O
頭の中で初代エンディングが流れたwwwwwwこんなこと初めてだぜwwwwww
692
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 04:20:50.92 ID:Qzp52oHY0
皆こんな時間まで付き合ってくれてありがとう!
後半ガチ展開になったのは眠かったからですwwwwwww
んじゃ皆さんお休みなさい!
696
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:21:21.23 ID:W2YHjw3C0
>>692
おやすみ!
699
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:21:36.18 ID:O4veCxPc0
>>692
おやすみ! ライアンの人でおk?
708
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 04:22:33.73 ID:Qzp52oHY0
あ、ちなみにライアンの人とは別人なんでw
711
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:22:54.83 ID:CkNZfJCN0
>>692
今考えたのかどうかだけ聞きたい
714
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 04:24:04.24 ID:Qzp52oHY0
>>711
そうですよwwww
749
名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/10/05(木) 04:34:23.94 ID:cGKoKcoe0
>>744
よし、じゃあ>>38をkwsk
753
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 04:35:49.76 ID:Qzp52oHY0
>>749
サトシがおしょうを人質に元ご主人を犯したってこと。
756
ポケモン ◆CrtdtLYQuM 2006/10/05(木) 04:37:56.23 ID:Qzp52oHY0
思い残すことなく寝れるわ。GJ!
ライアンですが、場車内の空気が最悪です夜神月を雛見沢に閉じ込めてみた/ひぐらしがなくですの節子…それ、ドロップやない、オハジキや十三年後のクレヨンしんちゃん「Dora/stay night」 ドラ/ステイナイト
- 2006/10/05(木) 23:48|
- ニュー速 VIP|
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